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お葬式で泣かない子供はみどころがある

大人にとっておごそかなセレモニーはその場の雰囲気を肌で感じ取ることができます。
自分もいずれはこうした式がしたいと大人なら考えるものですが、子供の場合は違います。
子供は場の雰囲気や背景、故人のことを知らないことが多く、ただ大勢の人がいて泣いたり話をしたりしていると考えがちです。
また、幼い子供は厳粛なお葬式の空気にいたたまれず泣き出したり騒いだりするため、しばしば親が連れ出すシーンが見られます。
お葬式で泣かない子供は逆に見どころがあり、大人からはえらいと褒められます。
これは、親族の間での儀式のルールをしっかりと守れる子供で、空気を乱さないことが褒められています。
子供にとっては基本的にお葬式は楽しくないものですが、それを我慢できるところにえらさがあるのでしょう。
私も子供の頃は大人たちがなぜお話に花を咲かせているのかわからず、いとこと一緒に走り回って親に怒られた記憶があります。
どのような形で振る舞うかは大人も子供も難しいものがあります。

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